学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

働けど働けど

『石川啄木全集・83作品⇒1冊』

以下略。

転職して稼ぎがちょっと向上したけど、その分出ていくものも増えてしまってさあどうしよう。なんて手をじっと見るんだけど大して何か変わる訳でもなく。バカなことやってないでパワポのひとつ、論文の一行でも書けばいいのに。

このブログにうだうだ書くのはできるんだけどね、いざパワポとかを作ろうとなると身構えてしまって違うページばかり見てしまう。非生産的だわ…。

住んでるところも大きくなって、団地暮らしだったのが3LDKの賃貸になった。なったのはいいけど当然ながら家賃はそれなりに上昇してる上に、社会保険とかその辺もガッツリ持っていかれるようになったので、もう目が回りそう。

支出を抑えるか収入を増やすしかないんだけど、今のところわたしの一馬力では少々限界が見えてきている。しかし妻は働くことよりも家にいたいというので、このままわたしがダブルあるいはトリプルワークして稼ぐしかなさそう。それはそれで忙しくていいかなあ、なんて思うけど。

カード会社からは「住所変えた?連絡してくれた?」的な確認電話も来て地味にめんどくさいことを対応せざるを得なかった。いやまあ、そういうことをしてない自分が悪いんだが。請求額もなかなか減らないし、なんかもう踏んだり蹴ったりな感じ。真面目に働いてるはずなのになあ。

こないだ掃除してたら一番稼げなかった時代の給与明細が出てきて思わずのけ反る。この時代からお金に見放された生き方してたんだなあ自分。そういやこの時はお金ないのに学会行ったり資料買いまくったりしてたっけ。お金の使い方が下手くそ過ぎた。家賃と物価が安かったから何とかなったけど、副業禁止だったし、大変だったなあ。あの時代にはもう戻りたくないわ…改めて額面を見てそう思った。

 

頑張るしかないか。はあ。