学芸員という生き物について

骨折り損のくたびれもうけを地で行く生き方しかできないみたいだ

いったいいつまで休館なのか

博物館と文化財の危機

えー…自治体の公立学校が来月末まで休校となったのはまだいいとして、ウチのような公立館はいつまで休館すればいいのかまったくゴールが見えなくて非常に困っている。

というか、開催中の展覧会は中止になるから作品を早いとこ何とかしたいんだけど、契約的な部分もあるので一応会期末まで展示室に展示だけしているような状況が続く。無観覧者状態。

本来は収蔵庫に入れたいのだが、借り物だし、収蔵庫のスペースもないし、展示室に出したらやはり燻蒸というかそういう処置もしたいし…でかなりひやひやなことをしている。

これで地震とか災害起きてみろ、もうどうなるか分かったもんじゃない。おまけに紙ものだから温湿度の変化がとにかく怖い。展示室に入って温湿度計確認してほっとする、ていうのを出勤している日は毎朝行っている。

4月中旬から在宅勤務体制になったので館に出てこれる日が限られていて、作品の状態確認がなかなかできずにいるから不安でしかない。もう一人の学芸員とはその辺の情報共有はしているけど、向こうも向こうで毎日出勤できるわけではないからな…。

先が見えなすぎてだいぶしんどい。まだ「あと1ヶ月はかかりますので皆さんよろしく!」ていう具合なら我慢もできるのだが、それすらないからやきもきしすぎて体に良くない。ああ…どうにかならないかなこれ。