学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

嫌われ者

どうやら、監視員に嫌われたらしい。

こないだのイベントごとでうまい具合に人間の誘導をできず、現場各所に負担がかかってしまった結果だから当然か。こちらの見込みよりはるかに多くの客が入ってしまい、それにうまく対応できなかったわたしのミスである。

というか、当日の流れや動きを事前に机上で確認しておけばよかった。

そんなわけで、疲弊した監視員から嫌われ、以前よりも口をきいてもらえなくなってしまった。自らまいた種だとはいえ、正直しんどい。『ミュージアムの女』シリーズのような関係性が築けたら、と理想を挙げても仕方ないが、あそこまで出来たらいいなと思う。

信頼回復するには時間がかかるだろうな、針の筵で凹んでしまうわ…。