学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

仕事の半分は執筆作業(ただし自分の業績とは無関係)

気づいたらもう11月になっていて、10月の記憶が全くないのですがどうにか生きてます。

嫁さんの機嫌を伺い、職場では上司の機嫌を伺い…とまあそういう精神でやってたら心臓にいろいろ影響出てきて、最近は動悸が激しくて困ってます。「この年齢で求心が必要かも…」と、まあひとり恐れおののいてます。

仕事の方は順調…といいたいところだけど、相変わらず落ち着いて何かができる環境ではないのに困ってます。次から次へとやることがやってきて、それをどうにかこなしているような感じ。

最近は原稿の執筆作業に追われています。

自分の業績とは関係なく、新聞掲載用とかミニコミ誌掲載用の展覧会紹介記事。これが3つか4つあって、それ以外にも展覧会レポートや細々とした依頼があちこちから来ているので、それをどうにかこうにかして作っては投げ作っては投げとやって過ごしている、というのが実情。

これが自分の実績に繋がってくれることが一番いいことなんだけど、そういうの全くないし、新聞社に提出したけど上がってきたゲラが書いたものと全く違ったものだった、てのもよくある話。

なのでこっちに書かせるより新聞社の人が自分たちで書いた方が早いんじゃないかね、とも思うわけで。この辺ほんとにいい加減だから好きじゃない。

こういう締め切りに重なるようにトライやる行事とか、そのほかのイベントごととか、担当する展覧会のあれこれだとか、そういうのがどっさりと詰まっていて、気がついたら11月も終わっていくわけで、さらに言えばもうすぐ12月になる…年が明けてしまう。

ああ何やってたのかな今年。そういう気持ちで今いっぱいです。

来年こそは自分にプラスになる仕事しようそうしよう。