学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

再募集が出ているところに応募するのか問題

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こないだけんもほろろに扱われたところが学芸員の再募集をかけていた。

gakuge-i.hatenablog.com

 それを某求人アプリで見たときのわたし「バカにするのもいい加減にしろよ」。

しかもである。おそらく先に出した求人だと厳しすぎてほとんど誰も応募しなかったのだろう。条件がある程度緩和されていて、今回は「英語」に関する部分が削除されていた。ああ、まあ、そうだね。さすがにそういうのができる学芸員はそこまで多くないし、いたとしてももっと大きくて条件のいいところに行ってるからね。うん。

それで、再募集がかかってるんだけど、そこに応募するかどうかで考えている。普通に考えれば落とされたところに再び出すのはバカげてるし、また箸にも棒にも掛からぬ展開が待ち構えていそうなので出さないのだが、いっぽうで「いやしかしでももしかすると」という淡い期待を寄せてしまう自分がいる。そのくらい正規職は喉から手が出るほど欲しいものだ。待遇も今よりも改善できる。

ただなあ。何というか、一言で割り切れない部分もあるし、これを逃せば次はどこで募集がかかるかわからない世界だしどうしたらいいのか。悩む。