学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

転職を考える、こともある

非常勤とか有期雇用とか、そういうかたちでしか雇われたことがないので、割と真面目に暮らしぶりは悲惨です。

 

そのくせゲームハードは持ってるというね。

 

それはともかく、今はいいけれどこのままではじり貧になるのは確か。40になったら介護保険始まるからさらに手取りが減る。実家ぐらししているか、配偶者がいて2馬力で稼げないと厳しい。

 

なので時々現実的に考えて転職した方がいいんじゃないかと思うことがある。

 

民間企業に行った大学の同期はもう係長とか課長補佐レベルだろうか。おそらく収入はわたしの1.52倍は確実にあるだろう。せめてボーナスが2ヶ月分×24ヶ月分支給されればまともな暮らしが出来るのだけれど、そういうのは正規にならないとだめだよなあ。

 

転職サイトにも登録はしているけど、オファーが来るのはだいたいリフォーム会社の営業とか。しかも同じところが四六時中送ってくる。これはあれか、新しい人入ってもすぐ辞めるところなんだろうか、そういう穿った見方すらしてしまうし、転職サイトは博物館美術館といった文化施設を掲載することが少ないのでどうしようもない。

 

自分の年齢を考えれば、もうそろそろそ身の振り方を考えなくてはならない。学芸員として生きる夢をとるか、きちんと稼げる職業に就くか。

 

歳をとるのは何かを切り捨てることなんだろうな、なんてことを最近考えている。

 

 

転職に向いている人 転職してはいけない人

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