学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

仕事でも動画編集

仕事でも自宅でも動画編集してて、なんだかすごく目がチカチカしている。別にそれが専門という訳ではないのだけれど、そういうもの(写真とか映像とか)が強いとかいう理由で編集・加工・出力まで一気に引き受けている。

そういえば親父もわたしと同じ歳くらいの時妙に撮影に凝ってたなあ。わたしらきょうだいや母親とか家族を被写体にして撮影してたっけ。当時のビデオカメラはVHSで非常に重かった現場カメラマンが担ぐようなサイズ。あれを担げるようになったのは中学生頃だったか。今はすっかりデジタルビデオカメラになって軽くなってずいぶん楽になった。画質はピンキリだけど。

問題はその編集作業だ。ビデオはそのままでは見られないので一度エンコードなりして見られるようにしなくてはならない。これが一番面倒くさい。切り貼りも読み込みによってずいぶん変わる。CPUが速くてもだめで、おそらくSSDあたりにして読み出しを高速化しないと快適な編集作業とか言うものは出来ないだろう。

そして現行のデスクトップmacでそれが出来そうなのは上位のiMacくらいなものだと思う。Mac Proまでいくと大げさすぎる。職場iMacはそこそこいいスペックなのだが(自宅の個人用iMacよりはるかに上等)、それでも厳しい。

おまけにこの職場のマシンは共有機で、他の誰かがチラシ作ったりデータ流し込みしたりと、他の作業も同時に行っている機体。つまりメモリがカツカツなのである。

16GBはあるから、と余裕ぶっこいてみたものの、それでも残量4GBとかそこまで利用されてて予断を許さない状況に陥りやすい。またHDDが遅いのも気がかりだ。読み込みの際、レインボーサークルがぐるぐる回ってしまう。

結局撮影データの合間合間にトランジションを入れたくらいの動画でmp4出力で16GB。今のiMovieDVD書出機能がないのでちょっとばかし「詰んでる」。被写体の方たちに渡さなきゃならないんだけどさてどうしたもんか。Burnで変換してDVDに焼く手もあるが、外部から追加ソフトを入れられないのでむずかしい。

自宅にデータを飛ばしたら1つのファイルが破損していて繋ぐに繋げない状況にあって、これまた「詰んでいる」状況だ。今日もう一度飛ばしてみるけど、それでもダメだったら他の方法を考えるほかない。

 

昔に比べて映像自体の取り扱いは簡単になったけれど、それ以外での面で四苦八苦するようになったのは考えものだな。

 

ビデオ SALON (サロン) 2018年 10月号 [雑誌]

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