学芸員という生き物について

骨折り損のくたびれもうけを地で行く生き方しかできないみたいだ

生産的なことをしたい、ぼやくんじゃなくて

時間ができたので自分の業績をちょっとだけまとめているんだけど、何というかこの10年間何してたんだろう感が半端なくてしんどくなってきました。ああ…もっと真面目に生きていくべきだった。とか書くと真面目に生きるとは何ぞや?とかいう話にも繋がってくるのでいろいろと面倒くさくなるわけで…

ああ、もうちょっと勉強できる時間が確保できればなあ…

そういうぼやき。ぼやくことしか最近できてないので、もう少し生産的なことをしたいと思います。はい。

生存しています

コロナのアレでどうかなることもなく、とりあえず無事に生きています。在宅勤務とかそういうのも終わって先週から通常勤務モード。在宅勤務中は仕事が一向に進まず大変でした。自宅に部屋はあるものの、ていうやつですね。部屋の片付けとかそういうイベントごとが入ってくるからどうしようもなく、家事とかそういうのをこなしていたらあっという間に一日が終わるような流れがメインでした。勉強する時間、もっと作らねばならんな…。

例のマスクは全く気配がありません。本当に送られてくるのかだんだん不安になってます。大騒ぎしてマスクひとつ届かないからどうなってるんだ、ていう気持ちの方が大きいよね。

仕事の方はというと、先日から開館していて、担当する次の展覧会の準備を急ピッチで進めているところ。まだあと1か月半はあるからと思うんだけど、新聞用の原稿とかの締め切りが来週だったり、何より印刷物の裏面の付帯事業が監修元から確認が取れてなくて進められずにいるからちょっと焦っています。まあ、監修元がコロナのアレで休業状態らしいので焦ってもどうしようもないんだけど、会期は迫っているからな、どうにか先に進みたいところ。

またぼちぼちと「緊急事態宣言後」の博物館の様子とかそういうのを書いていければいいなと思います。

愚痴しか出ないわ

勤務館の休館が結局5月31日までとなり、ひとつ展覧会がそのまま終了という扱いになった。こんな経験は初めてである。子ども、特に女児向けの内容だっただけに、楽しみにしていた子たちはたいそうがっかりしているだろうなと思う。申し訳なさでいっぱいだが、この辺の感情は非常にややこしくて、わたしが申し訳なく思ってもどうしようもない部分もあるし、でも休館して感染爆発は防ぎたいし、しかし展示は見てほしいし…というのが3つも4つも重なっているからややこしくて仕方がない。あまり考えないようにしていたが、1か月延長が決定したとなると話は別だ。展覧会を楽しみにしていた子たちのことが頭から離れない。

休館であるとはいえ、つぎの展覧会の準備も進めなければならず、仕事は普通にあるので出勤する。人気のない博物館は少々不気味だが、慣れれば逆に静けさが心地よく感じられる。もっとも、最近は妻とばかり話していたので職場で他の人としゃべる機会があるのはありがたい。何というか、同じ人とだけしゃべってたらマンネリ化じゃないけど、話題もだんだんなくなってくるからな。

自分の担当する展覧会は無事に開催できるのだろうか。通常だと夏休み期間に該当する7月8月を会期に設定しているのだが、世間的にはその辺まで学業を入れるとかいう話なので入館者数は伸びないだろうし、そもそもそれまでにコロナ騒動が収まっているのかも分からない。ワクチンとか薬の開発が進めばいいが、進まない可能性だってあるわけだし、まだまだ先が見えなくて嫌になる。嫌になるが仕事はしなきゃだし。何だろな、前にもまして愚痴しか出ないわ。

あまりにもあんまりだ

this.kiji.is

うーん…再開できるんかなほんとに…というのがすごく不安である。どんな小規模の館でも、入館者が殺到するのではないか。あれだけ「開いてますか?」という問い合わせがあったんだから、待ちかねたぞ!て感じで駆け込んでくる人多数だと思う。時間制限掛けて、人数制限を掛けてってやると開館前から並ぶだろうし、それこそドラッグストアと同じようなことになってしまう。

というか、特別展会期中で中止になったのを今更このように変更を出されても非常に困る。もう中止と決まってしまった以上変更はできないだろうが、来週あたりから問合せが職場に殺到するのではと危惧している。どうすんだよこれ、という気持ちでいっぱいだ。

上の方の判断を待つしか無いが、あまりにもあんまりだ。

いったいいつまで休館なのか

博物館と文化財の危機

えー…自治体の公立学校が来月末まで休校となったのはまだいいとして、ウチのような公立館はいつまで休館すればいいのかまったくゴールが見えなくて非常に困っている。

というか、開催中の展覧会は中止になるから作品を早いとこ何とかしたいんだけど、契約的な部分もあるので一応会期末まで展示室に展示だけしているような状況が続く。無観覧者状態。

本来は収蔵庫に入れたいのだが、借り物だし、収蔵庫のスペースもないし、展示室に出したらやはり燻蒸というかそういう処置もしたいし…でかなりひやひやなことをしている。

これで地震とか災害起きてみろ、もうどうなるか分かったもんじゃない。おまけに紙ものだから温湿度の変化がとにかく怖い。展示室に入って温湿度計確認してほっとする、ていうのを出勤している日は毎朝行っている。

4月中旬から在宅勤務体制になったので館に出てこれる日が限られていて、作品の状態確認がなかなかできずにいるから不安でしかない。もう一人の学芸員とはその辺の情報共有はしているけど、向こうも向こうで毎日出勤できるわけではないからな…。

先が見えなすぎてだいぶしんどい。まだ「あと1ヶ月はかかりますので皆さんよろしく!」ていう具合なら我慢もできるのだが、それすらないからやきもきしすぎて体に良くない。ああ…どうにかならないかなこれ。